マウスピース矯正のトラブル、こんな時どうする?
マウスピース矯正のトラブル、こんな時どうする?

「よくある不安」と正しい対処法
「マウスピース矯正って本当に大丈夫?」「もしトラブルが起きたらどうすればいいの?」
矯正を始める前に、こんな不安を抱く女性はとても多いです。
でも大丈夫。
マウスピース矯正で起こりやすいトラブルは、ほとんどが正しく対処すれば大きな問題にはなりません。
この記事では、“リアルなトラブル” を取り上げながら、
不安になったときの具体的な対処法を分かりやすくまとめました。
■ トラブル① マウスピースがはまらない・浮いてしまう
これはマウスピース矯正で最も多いトラブルのひとつ。
【よくある原因】
-
装着時間が不足している
-
アライナー(マウスピース)が変形してしまった
-
歯の動きが予定より遅れている
-
アタッチメントが外れている
【対処法】
-
チューイーをしっかり噛む
浮きがある場合は1日数回、5〜10分しっかり噛むことで改善することも。 -
装着時間を見直す(1日20〜22時間必須)
-
改善しない場合は早めにクリニックへ
無理に押し込むと割れたり歯に負担がかかるためNG。
女性に多い原因は「お仕事や外食で装着時間が短くなる」パターンです。
忙しい日でも装着時間だけは死守しましょう。
■ トラブル② マウスピースが割れた・欠けた
マウスピースは薄く透明で見た目が良い反面、強い力で割れることがあります。
【よくある原因】
-
強く噛んだ
-
熱い飲み物で変形
-
取り外しの際に強引に引っ張った
【対処法】
-
割れたマウスピースは使用を中止する
口の中を傷つける危険があります。 -
前のステージのマウスピースに戻す
-
クリニックへ連絡して再製作を依頼
早めの対応が大切です。
■ トラブル③ 痛くてつけていられない…
「締めつけられるような痛み」は、特に交換した直後に起こりやすいです。
【痛い理由】
-
歯が動き始めるときの正常な反応
-
動かす量が多いステージ
-
虫歯や歯ぐきの炎症がある場合も
【対処法】
-
1〜3日で落ち着くことが多いので様子を見る
-
冷水で口を軽く冷やす
-
どうしても耐えられない痛みは異常の可能性があるため、早めに相談
「これって失敗?」と不安になる女性も多いですが、
軽い痛み=歯が動いている証拠なので安心してください。
■ トラブル④ アタッチメントが外れた
アタッチメント(歯につける白いポチっとした突起)は、
歯を正確に動かすためにとても大切なパーツ。
【外れる原因】
-
強く噛んだ
-
マウスピースの着脱が雑
-
虫歯の治療や歯石取りの際に外れた
【対処法】
-
すぐにクリニックへ連絡して再装着
放置すると動きが遅れます。 -
外れた状態で無理に装着を続けない
■ トラブル⑤ マウスピースが汚れる・ニオイが気になる
女性が特に気になるのがここ。
【原因】
-
着けたままコーヒーや紅茶を飲む
-
洗浄不足
-
タンパク汚れが蓄積している
【対処法】
-
専用の洗浄剤で毎日クリーニング
-
着けたまま色のついた飲み物を飲まない
-
歯磨き後にすぐ装着する(食べカスが残るとニオイの原因)
透明なマウスピースは清潔感が命。
お手入れを習慣化するだけで清潔感アップ&モチベも上がります!
■ トラブル⑥ 予定通り進まない・治療が長引く
実は20〜30代女性からの相談で多いのが、
「予定より治療期間が延びてしまう」というケース。
【よくある原因】
-
装着時間不足
-
歯の動きが個人差で遅い
-
アタッチメントの脱落
-
医院のチェック来院忘れ
【対処法】
-
装着時間を必ず守る(最重要)
-
アタッチメントが外れたらすぐに対応
-
予約は必ず守る
マウスピース矯正は“自己管理型”の治療。
ここをおさえるだけでスムーズに進みます。
■ トラブルを防ぐために最も大切なこと
それは、
「マウスピース矯正に詳しい歯科医院を選ぶこと」。
症例経験が少ないクリニックだと、
-
無理な治療計画
-
浮きの放置
-
適したアタッチメントを付けない
などの問題が起きやすく、トラブルにつながります。
マウスピース矯正の場合、審美性の要望が高いため、
**「前歯の治療経験が豊富な歯科医」**を選ぶことが成功の鍵です。
■ まとめ|不安があっても大丈夫。正しく対処すればキレイに動く
マウスピース矯正は、
透明で目立たず、お仕事やプライベートでも安心して続けられる人気の矯正法。
その一方で、
自己管理が必要だからこそ起きるトラブルもあります。
でも、今回紹介したように
ほとんどは「正しい対処を知っているかどうか」で解決できます。
あなたの理想の笑顔は、
トラブルを上手に乗り越えた先にあります。
不安なときは一人で悩まず、
いつでも相談できるクリニックを選びましょう。












