マウスピース矯正はどのシステムが良いの?
マウスピース矯正のメーカ選択について
現在、多くのマウスピース矯正のシステムが開発されています。私がセミナーを受講しライセンスを取得し当院で使用可能なシステムを挙げると、
- インビザライン(インビザラインGO)
- ASOアライナー
- スターアライン
- クリアコレクト
- シースルアライナー
のシステムを用いて当院でマウスピース矯正が可能です。
また、私がライセンスを取得していないメーカも数多くあり、一体どのシステムが良いのか迷ってしまう現状があります。
私が使用しているマウスピース矯正システムでどのような特徴があるのかを私見ではありますが、ご報告したいと思います。
現在、マウスピース矯正が大きく分けて2種類の方法があります。
一つはインビザラインに代表される印象(歯型の型取り、または口腔内スキャン)が最初の1回のみ行うもの。
もう一つはASOアライナーに代表される3~4ステージごとに複数回の印象を行うものに分けられます。
便宜的に印象が1回で済むシステムをワンインプレッションシステム、複数回の印象を行うシステムをマルチインプレッションシステムと分類します。
(注 あくまで私が便宜的に分類したもので一般的な分類ではありません)
私が使用しているマウスピース矯正システムを上記の分類で分けると
ワンインプレッション型
- インビザライン(インビザラインGO)
- クリアコレクト
マルチインプレッション型
- ASOアライナー
- スターアライン
- シースルーアライナー
となります。
それぞれのマウスピース矯正システムの特徴は
ワンインプレッション型の特徴
- 型取りが1回で済む
- マウスピースの型さは1種類で、1~2週間ごとにステージが進む
- 矯正治療の進行がスムースに進みやすい
- 一方で、矯正期間中にむし歯の治療が困難
- 途中で矯正治療の歯並びを変更することが困難
(矯正スタートから終了までのマウスピースを最初の1回の印象のみで作成するため)
マルチインプレッション型
- ステージの進行に応じて印象をとるため、途中で治療計画の変更が可能(メーカによる)
- 矯正期間中にむし歯の治療が可能
- 数ステージ毎に印象が必要となり、矯正期間が長くなる。
- 2種類の型さのマウスピースを使用するため1ステージ毎の期間が長い
矯正料金については医院ごとに異なりますのでここでは触れません。
これらの特徴を考えてどのマウスピース矯正システムを使用するかを考えていく必要があります。
当院では色んなシステムを用い比較検討した結果、現在ではインビザラインGOシステムを中心にマウスピース矯正を行っております。
これについてはまた詳しく解説していきたいと思います。