追加アライナーでどこまで改善できる?
追加アライナーでどこまで改善できる?
インビザラインおよびインビザラインGOには追加アライナーという制度があることを以前のBLOGで解説しました。
インビザラインGOは矯正開始から2年間以内は追加アライナーをオーダーすることができます。
インビザラインGOでは比較的難しいケースで、追加アライナーを2回した症例について解説します。
当院のマウスピース矯正のページはこちらです。
クリンチェック1回目
初回のクリンチェックの内容です。
上顎前歯をかなり後方に下げることができるプランとなりました。
全16ステップ(4~8か月)の矯正期間です。
16ステップが終了して追加アライナーをおーダーすることにしました。
追加アライナー1回目のクリンチェック
初回のクリンチェック(右側)と追加アライナー時のクリンチェック(左側)を見比べてみて下さい。
16ステップのインビザラインGOでの矯正が終わりましたが、まだ上の歯が下の歯にかぶさっています。
一方で、上の前歯はかなり後方に下げることができたのがわかると思います。
さらに追加アライナーをオーダーして10ステップのマウスピース矯正を追加しました。
10ステップのマウスピース矯正が終わった状態と、追加アライナー2回目のクリンチェックを示します。
追加アライナー2回目のクリンチェック
上の歯のかぶさり方が若干改善されたことがわかります。
最初の状態(初回クリンチェックの左側)と比べてかなり歯並びが改善できました。
こうなると、正中(真ん中の位置)のずれが気になってきます。
上の歯の真ん中と下の歯の真ん中のラインを合わせるために、2回目の追加アライナーをオーダーすることにしました。
このように追加アライナーをうまく利用することで当初の計画より歯並びをさらにきれいにすることが可能です。
インビザラインに比べて制限の多いインビザラインGOですが、追加アライナーをうまく利用することでここまで歯並びの改善が可能になります。
当院のマウスピース矯正の料金はこちらをご参照下さい。