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追加アライナーとは?

追加アライナーとは?

もし、マウスピース矯正をして予定通りに歯が動かなかったら?
マウスピース矯正は終わったけど、もうすこしここを動かしたい。

 

このようなことは多々あります。
ワイヤーでの矯正であれば途中で治療方針を変更することは可能ですが、
最終ゴールを設定して最終ステップまでのマウスピースを最初に作成するインビザライン(インビザラインGOを含む)では、治療計画の変更は困難なように感じます。

 

ところが、そのような状況に対応するためにインビザラインおよびインビザラインGOでは追加アライナーという仕組みがあります。
これは予定通りに矯正治療が進まなかった場合や、矯正治療は終了したけどもう少し改善したい時などに適用します。

 

医院によって異なりますが追加アライナーは無料または多少の追加料金で治療計画を再度立案し、マウスピースを追加できます。

最初のクリンチェックの作成と同様に口腔内のスキャンと写真を撮影し、追加アライナー作成用のクリンチェックを作成します。

 

実際の例を示します。

 

こちらはインビザラインGOでの矯正治療です。

 

左側は術前の口腔内スキャン、右側はインビザラインGOでの矯正終了時の歯並びです。

 

当初のクリンチェックでは下顎の第2大臼歯が若干外側に残ったままの治療計画となっています。
上顎は限界までIPR(歯と歯の間を削る)を行い、前歯を可能な限り後ろに下げています。
ですが若干の歯列不正が残っています。

 

この患者さんは協力度が高く、マウスピースもしっかりと装着しておりましたので1週間毎にマウスピースを交換し矯正治療を進めてきました。

最終ステージまで問題なく進みフィニッシュとするか、追加アライナーを作成してさらに改善させていくか?

患者様は追加アライナーを希望されました。

 

 

追加アライナーのクリンチェックです。

 

左側は最終ステージでの矯正が終わった時の口腔内のスキャンイメージです。
右側は追加アライナーによる新たな治療計画です。

わずかに残っていた上下の歯の歯列不正が修正されているのがわかります。

このように追加アライナーを使用することで最初の治療計画で定めたフィニッシュの改善も行うことができます。

インビザライン(インビザラインGO)にはこのようなシステムがあります。
安心して矯正治療をお受けください。

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